鼻に跡が残らないことで注目を集める「ネオジン(NEOJIN)」の鼻パッドなし眼鏡。
私自身、鼻の赤みや化粧崩れに長年悩んできたため、実際に電話で店舗へ問い合わせを行い、店頭で試着もしてみました。
本記事ではその実体験に加え、ネット上の口コミを調査し、メリット・デメリットを総合的にまとめます。
店舗に電話して分かったこと
まず購入前に、最寄りの取り扱い店舗へ電話で問い合わせをしました。実際の回答内容は以下の通りです。
- 視力マイナス7程度なら問題なく対応可能(マイナス10以上の利用者も多い)
- フレーム選びと測定は当日可能だが、強度近視レンズは特注になるため数日必要
- 急ぎの場合はできる限り納期を短縮してくれる
- 営業時間は19時まで
- 吹田・江坂エリアからの来店者も多い
この時点で「強度近視でも作れる」「特注対応も可能」という安心感があり、実際に試着へ進む決め手になりました。
実際に試着して分かった使用感(体験談)
メリットとして感じたこと
- 鼻に跡が残らない
長時間かけても鼻が赤くならず、会議や外出後でも見た目が変わらない。 - 鼻が痛くならない
従来のメガネは重さの約7割が鼻に集中しますが、ネオジンは頬骨で支えるため痛みがゼロ。 - 化粧崩れを防げる
鼻パッドがないのでファンデが剥がれず、マスクと併用しても安心。 - すっきりした印象
正面からの見た目が自然で、メガネが主張しすぎない。顔の印象もシャープに見える。 - お手入れが簡単
鼻パッド周りがないのでレンズ内側の掃除がしやすい。
デメリットとして感じたこと
- 安定性に欠ける
歩いたり階段を上ると上下に揺れ、視界がブレやすい。 - 装着にコツがいる
最初は正しい位置を見つけるのに時間がかかり、鏡を見ながら調整が必要。 - こめかみの圧迫感
チークパッドがこめかみに当たり、2時間以上つけると軽い疲れや頭痛を感じることがあった。 - モデルやサイズの選択肢が少ない
取り扱い店舗やラインナップが限られ、自分に合うサイズを探すのが難しい。 - 価格が高め
一般的なメガネより高価で、モデルによっては2万円前後する。 - 折りたたみが面倒
両方のツルを同時にたたむ必要があり、携帯性は従来型に劣る。
ネット上の口コミ・評判もチェック
私の体験と同じ内容が、多くの口コミでも見られました。
良い口コミ
- 「鼻跡が残らず快適」
- 「化粧が落ちなくて助かる」
- 「すっきりしたデザインで印象が良い」
悪い口コミ
- 「歩くと揺れやすい」
- 「こめかみが痛くなる」
- 「価格が高くモデルが少ない」
フィッティングのコツと注意点
- 装着手順は「頬にあてる → 耳にかける → 全体を微調整」の流れが基本。
- 歩行で揺れる場合は、耳後ろに沿うようテンプル角度を調整することで安定性が増す。
- 新モデルではチークパッドが「点」から「面」で支える仕様に改良され、以前より安定感が向上。
- 強度近視(-7D以上)は頂点間距離の違いで見え方に影響が出るため、必ず店頭で度数を再チェックするのが安心。
- 遠近両用レンズの場合、アイポイントの調整次第で見え方が大きく変わるので、専門スタッフによるフィッティングは必須。
他ブランドとの比較(ちょこシーとの違い)
鼻跡を防ぐメガネとしては「ちょこシー」も人気です。
- ネオジン:頬で支える構造、鼻跡ゼロ。ただし安定性に課題。
- ちょこシー:耳元で軽く支える構造。安定感は比較的高く、価格帯も少し抑えめ。
「より鼻跡をなくしたい」ならネオジン、「安定性重視」ならちょこシーという住み分けが見られます。
項目 | ネオジン | ちょこシー |
---|---|---|
支え方 | 頬骨(チークパッド)で支える | 耳元の軽いフックで支える |
鼻跡対策 | 完全に鼻への負担ゼロ | 鼻パッドはあるが軽減されやすい |
安定性 | 歩行や上下動で揺れやすい | ネオジンより安定感あり |
見た目 | 鼻パッドなしで正面がすっきり | 一般的な形状に近く自然 |
化粧崩れ | 鼻パッドがないため崩れにくい | 鼻パッドに軽く当たるため若干の跡あり |
調整・フィッティング | チークパッド位置の調整が必要 | 比較的シンプルで慣れやすい |
価格帯 | 2万円前後とやや高め | 1万円台から選べ比較的手頃 |
向いている人 | 鼻跡を徹底的に防ぎたい人/見た目を重視する人 | 安定性やコスパを重視する人 |
使用シーンごとの体験まとめ
- デスクワーク:長時間かけても快適。鼻も痛くならず、作業に集中できる。
- 外出・歩行:階段や長距離歩行では揺れが気になり、従来型メガネの方が安心。
- 接客・会議:見た目がすっきりして印象が良く、化粧崩れもないので好感度アップ。
- 運動・アクティブな場面:ズレやすく不向き。
ネオジンのメリットとデメリット総まとめ
メリット
- 鼻に跡が残らない
- 鼻が痛くならない
- 化粧崩れを防げる
- 見た目がすっきり
- レンズの掃除が楽
デメリット
- 歩行や動作時に揺れやすい
- 装着に慣れが必要
- こめかみが圧迫されやすい
- モデルが少なく価格も高め
- 折りたたみに手間がかかる
まとめ
ネオジンは「鼻への負担をゼロにしたい」「化粧崩れを防ぎたい」という人にとって非常に魅力的なメガネです。
一方で安定性や価格面のデメリットもあるため、デスクワークや接客シーンには最適だが、アクティブな日常にはやや不向きという印象でした。
購入を検討するなら、必ず店頭で試着してチークパッドのフィッティングを確認することをおすすめします。
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